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  • 執筆者の写真うるおいの森

水のふしぎ





こんなに愛らしい花を咲かせ、


こんなに荒ぶるしぶきをあげ、


こんなに激しく岩をもくだく。






雨音で声が聴きづらくても、野ばらの香りは甘く濃く届く。


カラマツの森から澄んだ風が吹き、


谷がまだ生きているこの山々をどうしたら守れるでしょうか。






激しい雨のなか、水の不思議にであいました。


つやのある水と澱んだ水を感じとる旅でした。

家に帰ってから、どう消化したらいいだろう…と戸惑っています。





希望となって目に焼き付いたのは吉野の花見塚。

桜だけにしてしまったがゆえに荒廃した山を、再び人の手で再生し続けている現場。今回最も見たかった現場のひとつ。人が自然の理に沿ってできる証を感じとれた。






ここでは書ききれないほどのおみやげを授かりました。


行く先々で温かく迎え入れてくださり心から感謝です。




191206_気になるポット苗
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