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  • 執筆者の写真うるおいの森

土の世界はワンダーランド!


3/25 地球守イベントでお醤油しぼり、植樹のワークショップ無事終えました。



とても貴重な植樹の智恵を地球守・代表理事の高田宏臣さんから授かりました。

醤油搾りの講師は千葉・大多喜町の醤油搾り師・山野邉暁さんこと、やまちゃんです。



昨年仕込んだ醤油もろみの槽搾りをみんなで絞りました。


ちいさなお子さんはもちろん初めての光景だったのでは?昔の人はこんなふうに手間暇かけて本物を手作りしていたのですね。



お昼は卵かけご飯にたらしていただきました。目が点になるほどの美味しさ!

シンプルがゆえに季節の食材と溶け合って引き立ちました。

同じ釜の飯を分け合いながら囲むひととき。時間もゆっくり流れます。



さあ、森づくりは…? こんな植樹のしかたは初めてという感想多数。

私もまったくおなじです。


普通は空いているスペースに植えるでしょう。でも違うのです。



みっつのポイントを学びました。


1.植樹する場所の見つけかた

2.木々が確実に健康に育つための植樹の作法

3.森の再生につながる植樹のしかたと樹種の選び方



「大きな木の根元に植えましょう!」 大きな木が邪魔になって小さな苗木は委縮しない?ぶつかったり倒れたりしないの?と思いませんか?


土がふかふか…どこまでも掘れてしまうこの木の根元。よく観察してみると、土はしっとり、空気や水の通りの良いことが見てすぐわかります。こうした場所には微生物がたっぷり。大地の循環活動がダイナミックに行われているのです。



いま森のように見えても、老木ばかり…私たち人間社会でも次世代を担う子どもたちの数が減っているように、森でも幼木が安心して根を張れない、成長できない環境となってしまっています。


まず綺麗な水をたっぷり吸い上げられるよう地下深くまで力強く根を伸ばせる高木樹種(コナラ、クヌギ、カシなど)を植えること。この植樹方法を多くの方々に知っていただきたいと思っています。これからこの土地に木を植えたい、植樹をしたけど根付いてくれない、枯れてしまうのはなぜ?などなどの思いを抱えている方はぜひお問い合わせください。(うるおいの森では植樹用の苗木の販売等のご相談も承ります。)



大きな木々が点々と育ちながら、土も豊さをとりもどしてゆきます。



伸びやかな枝に鳥たちが、優しいひと葉を傘にして虫たちが。



彼らが種を運び、高木の下の層を好む樹種が芽吹き育ちます。



しっとり暖かな落ち葉の層。土や微生物が会話しながら役割を果たし、多種多様ないきものたちが訪れてより豊かで自律(自立)的な循環がめぐりはじめます。



根元にしのばせた子どもたちのタイムカプセル。


植樹した苗木とともにお子さんのすこやかな成長を願っております。






191206_気になるポット苗
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