
『新しい日常と新しい暮らし』のために 土に還る生き方を考える
ー天音堂の上利さんとの対談という形で掲載いただきました。
私は小さくてもオリジナルという在り方を大切にしてきました。
SNSが急速に浸透し、アイデアが簡単に他に奪われたり、または奪いかねない現代…
まるで望まないスピードの乗り物にのせられてどこに向かうのかしら…
とかえって見失いそうなときがありました。
そんなとき、この土に還るために今どう生きたい?と度々自身に問いかけることで、ニュートラルに戻れていたような気がします。
ただ、誰かに話すとひかれます。 いきなり土に還れる葬送のことなどについて話し出したら…。
だから近しい人にしか話せなかったことです。
でも最近よく『腐敗ではなく発酵』、『微生物の働き』、『循環』など目に見えないものへの理解が広まっているように感じます。
この土に還る生き方(すべてを大地に循環させる)について、一部の人たちだけのテーマではもったいなくて、また最初に声を上げたから素晴らしいことでは絶対なくて。
その優しい死生観をじわじわと思い出してゆく、そんな世の中になるよう働きかけができたらと思い、この取材で上利さんと語らいました。
上利さんはすでに循環できる暮らし方、お仕事のしかたをされています。
リースのデザインを考えていたとき、他のお教室と被ってないか。柑橘の仕事の企画も大丈夫かな?と、やはり世に出すときは周りとのバランスをとるためのエネルギーがいるもの。
そこで頑張っていた自分も愛おしい。
誰もがむかえる最期のとき。
今立っている場所で、そのときを見つめて生き直しするのもありだとおもいます。

7/10に発売しました。
ぜひお手にとってご覧ください。 個人的に気になっていた古代食や山田豊文先生の特集が載っていて読み応えあります。
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